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都市委員長/シンポジウム 「市民参加のまちづくり・景観形成」報告

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シンポジウム

2015128日、ペガサートにおいて静岡県建築士事務所協会中部支部(都市委員会)主催の「市民参加のまちづくり・景観形成~地域社会での実践的手法」のシンポジウムが行政、専門家、一般の方々およそ80人を集め開催されました。

陣内秀信氏は都市形成史の立場から近代の都市計画の持つ基本原理に疑念を投げかけ、元々の土地が持つ地形的、歴史的要素を継承したまちづくりを示し、市古太郎氏は防災の立場からレジリエンスを高めるためにも事前復興の重要性を説き、連健夫氏は景観形成システムとしてイギリスの事例を基に日本版CABEを提案しまちづくりには事前協議のシステムをもって市民合意を図るべきと、それぞれの考えを述べられました。

つまり現代のまちづくりは一つのロジックだけの計画概念によるものではなく、都市を読み解きまちが保有する潜在的な可能性を活かし、多様性に満ちたまちづくりに将来を見出していくべきという結論に至り、2時間半を超えるシンポジウムを好評のうちに終えることができました。お忙しい中会場に駆けつけていただいた皆様、本当にありがとうございました。

都市委員長 鳥居久保

 

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