「友達に自慢たくなる!」そんな旅行でした。
これまでの私の視点には無く、またネットで調べても「観光」として紹介されることの無いであろうに場所に出向く事は新鮮、かつ貴重な経験でした。
映画の舞台となり今話題を集めている「姫路城」を拠点に、丹下健三設計による「兵庫県立歴史博物館」、安藤忠雄設計「姫路文学館」そして、黒川紀章設計の「2億円トイレ」という一連の流れ。これらは見学というよりも、俯瞰して大きな視野で建物全体を見てみる、そして、その特徴や設計の意図を汲み取ってみたい、という、普段の旅行では考えられない創造的な味わい方が出来ました。といっても、正直、「美しいこと」は解るものの「何が2億円なのか」「どこがどのように苦労され挑んだのか」は、私レベルでは雲をつかむようなもので、ご一緒した建築士の先生方たちにレクチャーをいただけたらより素敵な旅になったわ!と、今さらながら、このお仲間ならでは旅行の意義を感じる次第です。
それにしても、岡山の街中を流れる「西川」が綺麗だったこと。夜のネオンに照らされて優しく光り、周りの木々は夜風にそよぎ、その心地よさにどこからともなく人が集まってくる。水辺でギターをつま弾くミュージシャンの歌声も3割ほど巧く聞こえていたことでしょう。「水」のようにアルコールを摂取しても「水」に癒され、「水」に流し、一方、「水」から街や商業が発展していく、そんな街づくり環境が静岡にもあったらいいね、と我が街静岡を振り返るきっかけにもなりました。大変有意義な時間をご一緒させて頂けたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
あっ、あまりお酒、飲みすぎないでくださいね!(笑)
(下戸)神谷宥希枝より