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業務技術委員会

耐震委員会/耐震委員長 挨拶

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脇坂和洋耐震委員長

耐震委員長 脇坂 和洋

『新年度への抱負』

今年度で耐震委員長を仰せつかりまして3期、6年目となります。 今年度も、最新の知見に基づいた耐震技術・建築防災・建築減災等の講習会を企画・開催いたします。耐震委員会ですが、構造系だけでなく、意匠系の会員にも興味を持って頂ける講習会にしたいと思います。 高橋支部長、山本副支部長のご指導の下、委員会メンバーと共に活動して参ります。どうぞ宜しくお願い至します。

技術委員会/平成28年 技術セミナー開催

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平成28年技術セミナー

20162311月30日水曜日に技術セミナーを開催いたしました。「静岡の特性を生かした環境木造建築の計画」と題して建築家、早稲田大学教授、古谷誠章様にご講演いただきました。 大勢の皆様方にご参加いただき厚くお礼申し上げます。講演では、古谷先生の手がけられた作品を中心に、その地域の気候、風土、文化、特性を生かした建築計画の考え方、そして最も重要な、そこで生活するヒトの思いを建築として表現することの大切さを学ぶことができたと思います。3月には技術視察研修として、古谷先生が手がけられた静岡理工科大学理工学部建築学科棟enTreeを会員限定で視察させていただく予定です。 完成した建築学科棟を、古谷先生にお話しいただきながらご案内いただく、大変有意義な研修となる予定ですので、是非ご期待ください。

技術委員会委員長 栗原 崇

 

平成28年技術セミナー

 

 

 

 

 

技術・耐震委員会/技術・耐震委員会担当副支部長 挨拶

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山本康二朗副支部長

技術・耐震委員会副支部長 山本康二朗

『年度の抱負』

 近年、日本国内でも異常気象や自然災害をニュースで目にする機会が多くなりました。
 記憶に新しく未だ避難所生活を強いられている方もおられる熊本地震もその一つです。
 常に地震の不安と隣り合わせで生活を営んできた私達ですが、未だ巨大地震は未経験です。
 そんな私達だからこそ、先の震災から多くを学び建築に携わる者として、建物での減災は勿論の事、安心した生活を続けられる様、価値のある提案を心掛け邁進していきたいと思います。
 その為にも身に付くセミナーや視察など、益々力を入れていきたいと思いますので、新年度も変わらず宜しくお願い致します。

技術委員会/技術委員長 挨拶

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栗原崇

技術委員長 栗原 崇

『新年度への抱負』

 本年度、技術委員長を努めさせていただきます。 みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
 本年度は県産材を使った静岡の特性を生かす環境木造建築について、省エネをテーマに置き活動していきたいと考えております。
 その地域の気候、風土、文化、特性を生かした省エネ技術を考えることで、数値化された机上の省エネ技術だけでなく、いろいろな角度から創造することのできる多種多様な省エネ技術が生まれ、その地域を形成していくのだと考えます。
 委員会では、技術講習会、技術視察研修が有意義な事業となるよう活動したいと思います。
 本年度は私が事務所協会に入会して10年という節目の年でもあります。
 精一杯がんばりますので、みなさまのご協力、ご指導の程、よろしくお願いいたします。

耐震委員会/耐震委員長 挨拶

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脇坂和洋耐震委員長

耐震委員長 脇坂 和洋

『新年度への抱負』

 今期で3期目になりますが、耐震委員会の委員長を仰せつかりました脇坂と申します。
 今年度も、最新の知見に基づいた耐震技術・建築防災・建築減災等の講習会を企画・開催いたします。構造関係だけでなく、多くの会員に少しでも興味を持って頂ける講習会にしたいと思います。
 高橋支部長、山本副支部長のご指導の下、委員会メンバーと共に活動して参ります。どうぞ宜しくお願い至します。

技術委員会/平成28年度 事業計画書

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計画年月 内   容
平成28年  
4月 第1回委員会 開催
11月実施予定の技術講習会について方針決定
6月 第2回委員会 開催
11月実施予定の技術講習会について内容決定
8月 第3回委員会 開催
11月実施予定の技術講習会について最終決定
2月実施予定の技術視察研修について方針決定
9月 第4回委員会 開催
2月実施予定の技術視察研修について内容決定
11月 第5回委員会 開催
2月実施予定の技術視察研修について最終決定
【技術講習会】
平成29年  
2月 第6回委員会 開催
【技術視察研修】
会員拡大の実施
委員会会議の開催
基本的には、二ヶ月に1回開催し事業直前には支障のないよう随時開催する
本会(教育・情報委員会)への協力

耐震委員会/平成28年度 事業計画書

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計画年月 内   容
平成28年  
4月 第1回委員会開催
7月 第2回委員会開催
9月 第3回委員会開催
11月 第4回委員会開催
平成29年  
1月 第5回委員会開催
2月 講習会開催
静岡市建築物減災推進活動 への協力
会員拡大の実施
委員会会議の開催
基本的には、二ヶ月に1回開催し事業直前には支障のないよう随時開催する
本会(業務・技術委員会)への協力

技術委員会/[視察研修] 浜松天竜杉を知る~天竜の歴史と木造建築

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201623日視察研修として浜松天竜方面に向かい㈱フジイチさんの製材所見学をしました、機械任せでは無くすべて熟練の技術者が付いて1本、1本確認して製材をしているとの事、杉と檜の見わけ方、年輪の見方、枝打ちした時の年輪にでる模様わかりやすく説明して頂きました。
また、セミナーでは植林~伐採~製材~納材、新しく聞くFSC森林認証の説明して頂きました。その後、天竜区役所では設計された西部支部の㈱竹下一級建築士事務所様の説明をうけ施設見学しました。
昼食は参加者様が楽しみにしていた「うなぎ」を美味しく頂きました。
午後は春野協働センターに向かい、設計された㈱公共設計様にも説明を頂き施設見学をし最後に北遠地方に尽力した金原明善記念館拝観をしました、この方は浜松では、小学生では誰でも学ぶ偉人だそうです関係各位様本当にありがとうございました。

技術委員会委員長 大槻 正広

 

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技術委員会/Japan-BIM情報セミナー報告

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BIM実習

Japan-BIM情報セミナーと題しまして、728日(火)にペガサートプレゼンテーションルーム6Fにて開催しました。
昨年に引き続きBIMを学ぶ場を設けさせて頂き、講師として福井コンピュータアーキテクト株式会社 営業部GLOOBE推進課 菅原氏にお願いして、ユーザー活用事例、BIMの今後について説明して頂きました。内容はとても説明しにくいのですが、BIMの最大のメリットは設計の「見える化」だと思います。
また、会場で国産の強みを生かして日本独自の建築基準法に対応した建具表や仕上げ、展開図など実施設計機能を備えたBIMソフトGLOOBEの実機操作も体験させて頂きました。
協力していただきました関係各位様ありがとうございました。
2部でスカイライトチューブ静岡の自然光の取り入れ(株)渡邉鉄工所のBIMとの連携、(株)佐野製材所の中大規模木造建築物 商品説明ありがとうございました。

中部支部 技術委員長 大槻正広

 

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BIM実習

BIM実習

BIM実習

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技術委員会/建築界にとって本格的なIT革命の到来であるBIM(ビム)を学ぶ Vol.Ⅱ 「Japan-BIM情報セミナー」~BIM活用で変化していく設計業務

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 日頃は当協会の支部活動にご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
 今年度のセミナーは、昨年に引き続きBIMを学ぶ場を設けさせていただきます。
 具体的な内容としては、福井コンピューターより講師をお招きして、BIMの概要について、ユーザー活用事例の紹介、 BIMの今後について、GLOOBEレンタルパック紹介といたします。また、当日はBIMを搭載したPCを5台準備いたして実際にBIMを触っていただき体験できます。また、二部として協力会員による商品説明を行います。
 今回のセミナーを通じて、今後の業務へ取り組みのヒントとなればと思います。

技術委員会 委員長 大槻  正広

1.場所 ペガサート プレゼンテーションルーム 6階(静岡市葵区御幸町)
2.日程 2015年7月28日(火) ※受付 12:30
①開 講13:00~15:50
「Japan-BIM情報セミナー」
 福井コンピュータアーキテクト株式会社
 営業部 GLOOBE推進課  菅原 誠志 氏
②協力会員商品説明15:50~16:50
 スカイライトチューブ静岡 太陽光照明システム「スカイライトチューブ」
 ㈱渡邊鐵工所 3D-CADの活用状況、事例
 ㈱佐野製材所 流通材使用の中規模木造建築の木工構
3.参加申込 下記申込書に必要事項をご記入のうえ事務局までFAXしてください。 
4.参加費 無料
5.定員 60名  ※先着順  1社2名まででお願いします。
詳しくは事務局までお問い合わせください。
6.申込締切  平成27年7月21日(火)※期限厳守
・CPD講習として申請予定です。

※ 問い合わせ・申込先 TEL(054)251-9190 FAX(054)255-8955

耐震委員会/耐震セミナー

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耐震セミナー

「戸建住宅の基礎と地盤を考える−自然災害に強い基礎地盤は作れるか−」

 昨年の8月20日に広島市内で大規模な土砂崩れが発生し、多くの被害が起きたことは記憶に新しいことだと思います。どのような地形が危険であるか、どのような対策が考えられるのかを知ることにより、実際の設計に反映できるのではないかと考えました。

 そこで、今回は佐藤秀人先生をお招きし、「戸建住宅の基礎と地盤を考える−自然災害に強い基礎地盤は作れるか−」と題し講演会を開催致しました。

日 時 平成27年2月10日(火)
会 場 ペガサート7階 大会議室 静岡市葵区御幸町3−21
講 演

14:00〜15:30
 講師 佐藤秀人 氏 日本大学短期大学部 建築・生活デザイン学科 准教授
 1 地形(微地形)と発生しやすい被害
 2 地震、津波、土石流などの被害の実例
 3 自然災害時の対策

15:40〜16:40
 4  15:40〜16:00 ㈱ダイフレックス
   外壁タイル剥落防止法(エバガード、事例紹介)
 5 16:00〜16:20 三洋工業㈱
   運動施設鋼製床下地(スリーベース)
 6 16:20〜16:40 ロンシール工業㈱
   抗ウイルス機能付床材(ロンプロテクト)

 

耐震セミナー耐震セミナー

耐震委員会/中部支部耐震セミナーのご案内

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「戸建住宅の基礎と地盤を考える-自然災害に強い基礎地盤は作れるか-

 日頃は、(一社)静岡県建築士事務所協会中部支部の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 昨年の820日に広島市内で大規模な土砂崩れが発生し、多くの被害が起きたことは記憶に新しいことだと思います。どのような地形が危険であるか、どのような対策が考えられるのかを知ることにより、実際の設計に反映できるのではないかと考えました。
 そこで、今回は佐藤秀人先生をお招きし、「戸建住宅の基礎と地盤を考える-自然災害に強い基礎地盤は作れるか-」と題し講演会を開催致します。
 多くの皆様のご参加をお願いします。

 日 時  平成27210日(火)
 受付 13301400
 講演 14001530(質疑応答含む)佐藤 秀人氏
 休憩 15301540
 講演 15401640(協力会員による商品説明)
 プログラム 地形(微地形)と発生しやすい被害
地震、津波、土石流などの被害の実例(写真を交えて)
自然災害時の対策
 休 憩

④㈱ダイフレックス 15401600
 外壁タイル剥落防止法(エバガード、事例紹介)
⑤三洋工業㈱    16001620
 運動施設鋼製床下地(スリーベース)
⑥ロンシール工業㈱ 16201640
 抗ウイルス機能付床材(ロンプロテクト)

 会 場  ペガサート7階 大会議室(定員90名) 静岡市葵区御幸町3-21
 講 師  佐藤 秀人氏  日本大学短期大学部 建築・生活デザイン学科 准教授
 申込み

 (一社)静岡県建築士事務所協会中部支部にFAXにてお申込みください。
参加申込書のダウンロードはこちらから
申込み締め切りは26日(金)
但し、定員に達した時点で受付終了させて頂きます。

 参加費  会員無料,会員以外:2,000円
当日集金致します。キャンセルは前日までにお願い致します。)
 問合せ・申込先  TEL 054-251-9190 FAX 054-251-9195 担当:島田

平成271月吉日
(一社)静岡県建築士事務所協会中部支部
支部長   高橋 辰弥
副支部  望月 滋人
耐震委員長 脇坂 和洋

技術委員会/BIMセミナー

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※写真をクリックすると写真が拡大表示されます。

「建築界にとって本格的なIT革命の到来であるBIMを学ぶ」セミナー

 中部支部BIMセミナー開催にあたり協力してくださいました方々、ありがとうございました。
 90名の申し込み、会場内も㈱日建設計山梨氏に熱く耳を傾けていました。従来のCAD図面、いわば単なる線と文字の集合体のようなものから次元モデルを作りコンピューターの中で仮想的な実験やシュミレーションを行なって図面の見える化で、短時間の設計案、建設関係者への情報、また意匠、構造、設備と同時に設計を進められ各部材が干渉した場合、その場でお互い調整することができ、またボルト本まで正確に数量集計も行え、バーチャルの中で竣工して施工の手戻りを無くし、BIMで現場合わせ作業しプレハブ化、ユニット化をめざし完成後、運用、維持管理まで広がるらしい。
 またのセミナー楽しみにしてください。

技術委員会委員長 大槻正広

技術委員会/BIMセミナーのお知らせ

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建築界にとって本格的なIT革命の到来であるBIM(ビム)を学ぶ

日頃は当協会の支部活動にご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

今年度のセミナーは、BIM(ビム)「ビルディング・インフォメーション・モデル」とは、紙媒体の設計図ではなく、コンピュータ上で3次元のビジュアルな設計図を作り、そこに使用建築材・製品・価格といった情報を盛り込むことにより、即座に積算までできるシステムである。さらに竣工後も情報を更新することにより、設計から解体まで、ビルのライフサイクルをとらえて効率的に管理・修繕ができる、仕組みである。ビルのライフサイクルを適切に管理・運営することでコスト削減を図ることができるようにもなってくると考えます。

今回のセミナーを通じて、今後の業務へ取り組みのヒントとなればと思います。

1.場  所 ペガサート プレゼンテーションルーム 6階
2.日  程

2014年11月21日(金)
受 付/9:30

開 講/10:00~12:00

3.講  師 BIMについて  ㈱日建設計 山梨知彦氏
4.参加申込 申込書(ダウンロードはこちらから(Word))に必要事項をご記入のうえ事務局までFAXしてください。
5.参加費 

会員(東部・中部・西部とも):無料
非会員:2,000円(当日集金いたします。キャンセルは前日までにおねがいいたします。)

6.定  員  100名  ※先着順
詳しくは事務局までお問い合わせください。
7.申込締切 平成26年11月7日(金)※期限厳守

・CPD講習として申請予定です。
※ 問い合わせ・申込先 TEL(054)251-9190 FAX(054)251-9195

 

■講師プロフィール
 講師:山梨 知彦 氏

略  歴 1984年 東京芸術大学美術学部建築学科卒業
1986年 東京大学大学院都市工学科修士課程修了。
株式会社日建設計入社。
2011年 同社執行役員。

 

主要作品

飯田ファーストビル/ファーストヒルズ飯田橋(1996年)
神保町シアタービル(2007年)
木材会館(2009年)
ホキ美術館(2010年)
ソニーシティ大崎(2011年)

 

 

技術委員会 委員長 大槻  正広  

 

技術委員会/平成26年度 視察研修旅行

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浅草文化観光センター外観

 

平成26年9月11日(木)に静岡県建築士事務所協会技術委員会主催の視察研修旅行が行われました。
浅草文化観光センター・回向院念仏堂・SHIBAURA HOUSEを見学しました。

 

浅草文化観光センター

浅草文化観光センター 2F 観光情報コーナー

 

浅草文化観光センター

浅草文化観光センター 2F 観光情報コーナー

■浅草文化観光センター 建築概要
場所 東京都台東区雷門
設計 株式会社隈研吾建築都市設計事務所
施工 フジタ・大雄特定建設工事共同企業体
構造 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造) 地上8階地下1階建
規模 建物最高高38.907m 敷地面積326.23m2 建築面積234.13m2 延床面積2,159.52m2
竣工 2011年12月


 

 

回向院念仏堂

回向院念仏堂 1階の念仏堂

 

回向院念仏堂

回向院念仏堂 2階客殿と外回廊

 

 

回向院念仏堂

回向院念仏堂

■回向院念仏堂 建築概要
場所 東京都墨田区両国2-8-10
施主 宗教法人回向院
設計 河原泰建築研究室
施工 松井建設
規模 敷地面積1174.89m2 建築面積447.30m2 延床面積574.36m2
構造 混構造(鉄筋コンクリート+鉄骨)地上3階建
竣工 2013年4月


 

SHIBAURA HOUSE

SHIBAURA HOUSE 外観

 

SHIBAURA HOUSE

SHIBAURA HOUSE 外観

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■SHIBAURA HOUSE  建築概要
発注者   広告製版社
設計・監理 妹島和世建築設計事務所
施工    清水建設
竣工    2011年6月
構造・規模 S造5階建
延床面積  950m2
所在地   東京都

 


 

SHIBAURA HOUSE

SHIBAURA HOUSEにて記念撮影

 

 

 

技術委員会/草薙体育館見学会

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「これはスゴイ建築だ!」

平成26年7月3日
広報委員   永田 章人

静岡県、内藤設計、鹿島建設のご厚意により、建設中の草薙体育館を見学してきました。

①構造がスゴイ!
重さ2500トンの鉄骨トラス屋根を256本の大断面集成材が支え、メッシュ状の鉄骨ブレースが水平力を負担する。
さらに足元はリング形状のコンクリートにテンションをかけ、それらをガッチリ受け止めている。
 このコンクリートリングは上部木部への火災延焼を食い止める「火炎返し」の機能も兼ねている。
また、基壇のRC造部分とは中間免震装置で切り離すことで上部構造を安定させ、構造を成立させている。
シンプルな構造論理を最新の解析技術により実現しているこの建物は世界的にも秀逸なものだと感じました。

②施工がスゴイ!!
 RC造の基壇をつくった後、屋根を先行して組み立てていく。
この時に屋根を支える「ベント」という仮設柱状支保工がスゴイ。今まで見たことのないものでした。
現場内に足を踏み入れると、建築現場というより造船場にでも来たかのように錯覚します。
屋根が出来ると、いよいよ県産スギ同一等級材という、まさに大トロのようなラミナ集成材の柱を取り付けていき、メッシュ状のブレースで仮止めしていく。
全ての架構ができると、「ジャッキダウン」という工程で屋根の荷重がベントから木の柱に移される。
 なんという感動的な施工現場なんだろうと、かつて無い体験をしました。

③木材調達がスゴイ!!!
この建物を特徴づけている最大のポイントは木材の大胆な利用方法にあると思います。
256本、長さ14.7m、360×600mmの断面からなる集成柱材は天竜スギを約800立米使用しています。
設計者である内藤廣さんがプロポーザル時から「スギに無理をさせない」とおっしゃっていましたが、構造理論はもちろん、製材からラミナ製造まで一貫して無理をさせないように同一断面、同一長さで計画しているところがスゴイと思います。
木材調達から製造まで一貫して受けている業者さんのお話では、工事の約2年前に山を押えて伐採したそうです。
設計も出来ていない時点から材料を確保しなければならない事情こそ、大規模木造の最大の課題であると思われます。
今後、この建物をはじめとして、東京オリンピックに向けて多くの大規模木造建築施設がつくられると思われますが、木材調達についての公的なルール作りが喫緊の課題であると感じました。

草薙体育館見学

草薙体育館見学

耐震委員会/耐震委員長あいさつ

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脇坂和洋耐震委員長

平成26・27年度 耐震委員会委員長 脇坂 和洋

 平成24年・25年に引き続き、耐震委員会の委員長を仰せつかりました脇坂と申します。

 今年度も、最新の知見に基づいた耐震技術・建築防災・建築減災等の講習会を企画・開催いたします。構造関係だけでなく、多くの会員に少しでも興味を持って頂ける講習会にしたいと思います。
 高橋支部長、望月副支部長のご指導の下、委員会メンバーと共に活動して参ります。どうぞ宜しくお願い至します。

技術委員会/技術委員長あいさつ

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大槻正広技術委員長

平成26・27年度 技術委員会委員長 大槻 正広

 全体会議関係役員及び委員会の方々お疲れ様でした。
新任技術委員長 大槻正広です
なにぶん力不足のところ
これから、皆さんの力を借りて
お勤めを進めて行きます
私なりに、つなぎとなり楽しく、プラスの有る勉強会、研修のお役にたちますので
これからも宜しくお願いします。

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